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胆道癌における遺伝子変異と免疫抑制分子及びネオアンチゲン発現の解析

研究課題

研究課題/領域番号 16K10612
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 消化器外科学
研究機関東京女子医科大学

研究代表者

有賀 淳  東京女子医科大学, 医学部, 教授 (40221056)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
キーワード胆道癌 / ネオアンチゲン / 腫瘍免疫 / 遺伝子解析 / 免疫療法 / 遺伝子変異 / 免疫チェックポイント / エクソームシーケンス / 免疫プロファイリング / 免疫抑制分子
研究成果の概要

当該施設において外科手術時にICにて同意が得られた胆道癌患者4人よりそれぞれ胆道癌部及び非癌部を4サンプルずつ、合計8サンプルを採取し、各サンプルよりDNAを抽出してそれぞれのライブラリ調整及びテンプレート調整を行った後に、次世代シーケンサーにて全エクソームシーケンスを実施した。Ion Reporterによるtumor-normalペア解析より、胆道癌組織における変異遺伝子と変異部位を同定し、シーケンスリードデータより各サンプルのHLA-Aアリルを決定した後に、各HLA-Aアリルに対するネオアンチゲンエピトープの結合能をNetMHCにて解析して、各胆道癌のネオアンチゲンエピトープを同定した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

胆道癌は外科手術、抗がん剤治療、放射線療法が発展した現在でも未だに予後が極めて不良な疾患であり、有効な治療法の開発が必須である。近年、T細胞の免疫応答を強く抑制する免疫チェックポイントを阻害する抗体医薬が開発され、癌に対する免疫応答の重要性が明らかとなった。特に癌細胞における遺伝子変異由来のネオアンチゲンに対してT細胞が強く応答することが判明している。本研究ではヒト胆道癌における遺伝子変異を解析し、T細胞免疫応答の標的となるネオアンチゲンエピトープの同定が可能であることを示した。今後の胆道癌のネオアンチゲン標的免疫治療の新規開発のため、意義のある研究と考えられる。

報告書

(5件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-02-19  

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