研究課題/領域番号 |
16K10614
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
中村 慶春 日本医科大学, 医学部, 准教授 (90318519)
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研究分担者 |
内藤 善哉 日本医科大学, 大学院医学研究科, 大学院教授 (20237184)
内田 英二 日本医科大学, 大学院医学研究科, 大学院教授 (70176684)
水口 義昭 日本医科大学, 医学部, 助教 (70409217)
松下 晃 日本医科大学, 医学部, 助教 (70449263)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 膵癌 / long noncoding RNA / 術前化学療法 / 化学療法の効果予測 / 化学療法効果予測因子 / 次世代シーケンサー / 新規バイオマーカー |
研究成果の概要 |
膵癌に対する術前化学療法施行前後の癌組織検体を用いて、腫瘍におけるlong noncoding RNAの発現プロファイルを明らかにし、化学療法の効果予測因子を同定します。検体には、超音波内視鏡検査による吸引細胞診、組織診(EUSFNA)と、化学療法施行後の手術摘出標本の一部を使用します。 最終年度に入り、EUSFNAが膵癌の腹膜播種転移の原因として報告された7編の論文に対し、日本膵臓学会主導の多施設共同研究が急遽立ち上がり当該施設も同共同研究への参加を決定しました。以上より、EUSFNAの是非を問う同共同研究の結果が出るまで本研究は一時的に凍結し、その後再申請の後に再開すべきであると考えました。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
手術で切除可能な膵癌に対する術前化学療法の実施は、膵癌患者の予後を向上させることを示す報告は増加しております。しかし、化学療法の効果が認められない場合には、診断から手術までの期間が延長する分患者の予後が悪くなってしまいます。本研究で同定される膵癌術前化学療法の効果予測因子は、膵癌患者に対する治療法の正しい選択において大きく貢献し得るものと思われます。
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