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肺体血流連続測定装置の開発

研究課題

研究課題/領域番号 16K10621
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 心臓血管外科学
研究機関東北大学

研究代表者

崔 禎浩  東北大学, 医学系研究科, 非常勤講師 (60312576)

研究分担者 齋木 佳克  東北大学, 医学系研究科, 教授 (50372298)
川本 俊輔  東北大学, 医学系研究科, 非常勤講師 (20400244)
安達 理  東北大学, 医学系研究科, 准教授 (30375092)
西條 芳文  東北大学, 医工学研究科, 教授 (00292277)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード超小型血流測定器 / 体内留置 / 非鉛セラミック / 血流測定装置 / 肺体血流比 / 先天性心疾患 / ピエゾ現象 / 超音波血流計 / 単心室疾患
研究成果の概要

近年病態理解及び技術の向上にも関わらず、両心室を使用できない複雑心奇形に対する姑息術である肺体血流短絡術術後の合併症・致死率は低くない。本研究ではその原因となる肺体血流比の不均衡を可視化することを目的に超小型の埋込型血流測定装置を開発することを目標とした。当初はポリフッ化ビニリデンフッ素樹脂を用いたセンサの作製を目指したが、工学的シミュレーションにより十分な信号を得るためには高電圧が必要なことが判明し、断念せざるを得なかった。続いて非鉛製のセラミック製のセンサを用い2㎜角の超小型センサを作製した。人工血管での測定は叶わなかったが、シリコン製樹脂を用いた工学的血流回路での流量測定に成功した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では第一に生体適合性のある、圧電効果を持つ素材としてのポリフッ化ビニリデンフッ素樹脂(PVDF)の作製を試みた。PVDFは外科手術における縫合糸にも使用されており、生体内への埋込材料としては理想的と思われたが、PVDFを用いたセンサの小型化が予想よりも困難であることが判明した。通常のセラミック製センサには鉛が含有されており、生体内留置には問題があるため、本研究では非鉛セラミックを用いた超小型センサに挑戦した。本助成期間ではシリコン製人工摸擬回路流量の測定可能な2x2mm大の超小型センサの作製に成功した。本センサを使用し、今後生体留置可能な超小型血流測定装置作製を実現が期待できる。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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