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心房細動がもたらす心房筋リモデリングとバイオマーカとしてのmicroRNAの解明

研究課題

研究課題/領域番号 16K10641
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 心臓血管外科学
研究機関日本医科大学

研究代表者

藤井 正大  日本医科大学, 医学部, 准教授 (60297926)

研究分担者 軸薗 智雄  大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 客員研究員 (10465312)
齋藤 恒徳  日本医科大学, 医学部, 助教 (00716631)
坂本 俊一郎  日本医科大学, 医学部, 准教授 (50398872)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワードマイクロRNA / 心房細動 / 左心耳 / 循環器・高血圧 / microRNA
研究成果の概要

心房細動に対し弁膜症が合併した症例では外科治療の際にメイズ手術が併施されるが,メイズ手術後に洞調律維持症例と心房細動再発症例とでは左心耳における病理組織学的変化に有意差があると報告されてきた.この2グループの切除された左心耳におけるmicroRNA発現に違いがあるかを検討することを目的として,まず左心耳のホルマリン固定パラフィンブロックからRNA抽出が可能であることを実証した上でRNAの定量を行った.さらに, 7検体 (洞調律群4例心房細動群3例)の網羅的アレイ解析を行った.心房細動群においてup-regulationしている変動遺伝子は, TNNC1・PDLIM5含め491遺伝子であった.

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまでにも心房細動に特徴的なmicroRNAの研究報告がみられるが,左心耳のホルマリン固定パラフィンブロックからRNAが抽出可能であることが初めて示された.また,メイズ手術後に洞調律維持症例と心房細動再発症例とでは左心耳における病理組織学的リモデリング変化に有意差があると報告されてきたが,これら2グループの切除された左心耳においてRNA発現にupもしくはdown-regulationしている変動遺伝子があることが示された.今後の検討により,メイズ手術後の心房細動再発のリスク因子となるmicroRNAの同定が期待される.

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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