研究課題/領域番号 |
16K10674
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器外科学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
橋本 毅久 新潟大学, 医歯学総合病院, 特任教授 (30334668)
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研究分担者 |
佐藤 征二郎 新潟大学, 医歯学系, 助教 (40646931)
土田 正則 新潟大学, 医歯学系, 教授 (60293221)
小池 輝元 新潟大学, 医歯学系, 講師 (90635723)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 肺癌 / 遺伝子異常 / 術後再発 / バイオマーカー / 再発予測 / 補助化学療法 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は肺癌手術症例の血清から癌由来DNAの検出を試み、再発予後との関係を調べて再発ハイリスク症例を選別することである。 methylation-specific PCR(MS-PCR)法を工夫し、検出感度を10の-6乗まで高めた。50例の非小細胞肺癌原発巣でp16遺伝子プロモーター領域のメチル化を検索した。正常肺でもメチル化が検出された7症例を除外した43例中18例でメチル化が検出された。術前血清中からDNAを抽出し同様にMS-PCR法をおこなうと18例中6例(33%)で原発巣と同じメチル化DNAが検出された。しかし術後再発や補助化学療法の効果との有意な相関関係は認めなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
肺癌手術症例の血清から癌由来DNAの検出し再発予後との関係を調べて再発ハイリスク症例を選別することを目的とした。methylation-specific PCR(MS-PCR)法を工夫して検出感度を10の-6乗まで高めた。原発巣でメチル化の検出された症例を対象として術前血清中から同じメチル化DNAの検出を試みたところ33%で同じDNAが検出された。しかし陽性率と術後再発や補助化学療法の効果との有意な相関関係は認めなかった。
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