研究課題/領域番号 |
16K10712
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
柏崎 大奈 富山大学, 大学院医学薬学研究部(医学), 助教 (50374484)
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研究分担者 |
黒田 敏 富山大学, 大学院医学薬学研究部(医学), 教授 (10301904)
桑山 直也 富山大学, 大学院医学薬学研究部(医学), 准教授 (30178157)
秋岡 直樹 富山大学, 附属病院, 講師 (70422631)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | Inflammation / carotid stenosis / plaque / spleen / 不安定プラーク / 脾臓 / 慢性炎症 / 内頚動脈狭窄症 / プラーク / FDG-PET / 血管新生 / 脳神経疾患 / 脳血管障害学 |
研究成果の概要 |
本研究は全身の慢性炎症の炎症関連細胞にはresourverが存在すると考えた。 脾臓を摘出した患者は脳梗塞が軽症である傾向があることから、脾臓がresourverとなっていると仮説して研究をおこなった。FDG-PETを用いて研究をおこない不安定プラーク群では、頚動脈プラーク、大動脈、脾臓におけるSUVmaxが健常者と比較して有意に上昇していることを示した。本研究の結果から、内頚動脈狭窄症の不安定プラークは、全身炎症の1つの表現型であり、脾臓は全身の慢性炎症のresourverとして働いていることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で得られた知見は、同時に多動脈において動脈硬化が進行するpolyvascular diseaseを説明するうえで重要な機序である。また、動脈硬化が進行しそれぞれの臓器で発症するまでの過程を示した点で意義がある。
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