研究課題/領域番号 |
16K10728
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
松尾 宗明 佐賀大学, 医学部, 教授 (20219398)
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研究分担者 |
江良 択実 熊本大学, 発生医学研究所, 教授 (00273706)
北川 裕之 神戸薬科大学, 薬学部, 教授 (40221915)
島野 健仁郎 東京都市大学, 工学部, 教授 (90287475)
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研究協力者 |
井上 浩平
芹ケ野 翔太
灘中 里美
曽我 美南
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | もやもや病 / 多能性幹細胞 / 血流剪断応力 / 血管内皮細胞 / 細胞外マトリックス / 血流剪断力 / 血流ストレス / 脳神経疾患 / 脳血管障害 / 多機能幹細胞 |
研究成果の概要 |
私たちは今回の研究で、もやもや病の患者さんでは、血管の内腔を覆う内皮細胞膜の外側の間質(細胞外マトリックス)の成分に変化をきたしていることを明らかにした。血管内皮細胞の細胞外マトリックスは血流の剪断ストレスをやわらげ、血管内皮細胞を傷害から守る役割を果たしていることが知られている。もやもや病患者では、細胞外マトリックスの変化によりこの保護機能が低下している可能性がある。もやもや病の病変部位は、血流モデルによる解析では、血流剪断ストレスの非常に大きな部位であることから、血流剪断ストレスによる内皮細胞傷害がまず起こり、それを修復する過程で血管内膜の肥厚、内腔狭窄をきたしていることが考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果により、もやもや病の病態を明らかにすることができた。今後の治療介入のための新しい標的を定めることが可能となり、新しい治療法の開発につながると思われる。
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