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新規癌抗原分子KIF20Aの神経膠腫における発現・機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 16K10770
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 脳神経外科学
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

三輪 点  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (20365282)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワードKIF20A / 神経膠腫 / 治療標的分子 / Oncoantigen / Cytokinesis / 抗腫瘍効果 / 新規癌抗原分子 / 神経膠腫細胞株 / 脳腫瘍幹細胞 / 分子治療標的
研究成果の概要

発現解析の結果、正常脳組織や他の癌腫細胞株と比較して新規癌抗原KIF20Aは神経膠腫細胞株・神経膠腫患者組織において強く発現していることが確認できた。次に細胞周期に与える影響や細胞死誘導の有無を解析した結果、ダウンレギュレーションしたKIF20A は神経膠腫において細胞質分裂障害による細胞増殖抑制をきたしていることが確認できた。それらを踏まえ、担癌(神経膠腫)マウスモデルにおける抗腫瘍効果の評価を行い、免疫組織学的解析によるKIF20Aの発現、また脳腫瘍増殖能・浸潤能への影響が確認された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の知見は今後神経膠腫における免疫療法においてKIF20Aが分子標的の一つとなる可能性を示唆することができ、国内外において未だ難渋している神経膠腫の治療に対して十分希望を与えうる内容であると考えられる。また本分子は癌の増殖を中心に腫瘍のBiologyに強く関与しており、我々の研究結果は神経膠腫のみならず、他の癌腫治療への波及効果も大きいと考えられる。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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