研究課題/領域番号 |
16K10785
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
大西 諭一郎 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (00533811)
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研究分担者 |
岩月 幸一 大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (80346204)
鷹羽 良平 大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (70774686)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 脊髄損傷 / 嗅粘膜 / 神経前駆細胞 / 嗅粘膜組織 / オルファクトリースフィア細胞 / 脊髄・脊椎疾患 |
研究成果の概要 |
ヒトOS細胞は神経前駆細胞の特徴があり、自律性にニューロンに分化する一方、増殖能は低く、治療対象患者へ継代培養によって待機的に準備しておくことは困難であると考えられた。OS細胞樹立後1週間ほどであれば、ニューロンの補充療法を目的とした細胞ソースとして有用であり、増殖能も低いことから癌化の可能性も低く、自家細胞移植には適していると考えられた。しかし、機能効果をもたらす為には移植細胞数を確保する必要があり、OS細胞を使用する課題と考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
中枢神経の再生医療では失われたニューロンをどこから得るか、またいかにして分化させるかが大きな課題である。成体中枢神経系は再生能力に乏しいが、嗅粘膜は終生ニューロンの再生が繰り返されるユニークな組織である。嗅粘膜上皮に存在するHorizontal Basal cell(HBC)は組織幹細胞であり、オルファクトリーニューロンの他、嗅粘膜を構成するボーマン嚢や支持細胞に分化する。 申請者らはHBCがオリゴデンドロサイト前駆細胞(OPC)マーカーを発現していることを見いだした。そして嗅粘膜組織より無血清培地下で、遺伝子工学的・細胞工学的手法を用いずに、OPCマーカーを発現する細胞集塊の作成に成功した。
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