研究課題/領域番号 |
16K10800
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 東邦大学 |
研究代表者 |
周郷 延雄 東邦大学, 医学部, 教授 (80287515)
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研究分担者 |
根本 匡章 東邦大学, 医学部, 准教授 (60266971)
近藤 康介 東邦大学, 医学部, 講師 (70349877)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2020年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2019年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 3Dプリンター / 手術シミュレーション / 頭蓋底外科 / 脳腫瘍 / 経錐体骨到達法 / 3Dプリンター / 3D画像 / 立体模型 / 頭蓋底腫瘍 / 脳神経外科手術 / 脳神経疾患 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、脳神経外科医の手術教育方法を確立するために、術前画像データから3D プリンターを用いて様々な手術に則した立体模型を作製することである。三次元合成画像の作成、DICOMデータフォーマットからSTLデータフォーマットへの変換とその際の誤差の縮小の研究を行い、立体模型の解剖学的精度を向上させた。次いで、3D プリンターによる立体模型として、頭蓋底腫瘍を網目状構造に変換することで腫瘍深部を透見できるシミュレーション用模型や前床突起削除が可能な立体模型を作製した。さらに経錐体骨到達法の手術練習用模型として、錐体骨内部の微小解剖を色付けし、手錐体骨のドリリング練習用模型の有用性を評価した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
3Dプリンターの立体模型を用いた手術教育では、当然のことながら、Cadaver trainingにおける法的および実施環境の制約はない。また立体模型の場合、術前神経放射線画像や実際の手術動画との比較といった、Cadaver trainingではできない新たな学習方法も可能となる。本研究において、3Dプリンターによる立体模型の精度向上、様々な脳疾患の再現、手術到達法の理解を促す新たな立体模型の開発をすすめることによって、Cadaver trainingとの相互補完ができるものと期待される。
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