研究課題/領域番号 |
16K10819
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 山口大学 (2018-2019) 大阪大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
坂井 孝司 山口大学, 大学院医学系研究科, 教授 (00444539)
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研究分担者 |
菅本 一臣 大阪大学, 医学系研究科, 寄附講座教授 (40294061)
菅野 伸彦 大阪大学, 医学系研究科, 寄附講座教授 (70273620)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 関節不安定性 / 股関節 / 筋力 / キネマティクス / 不安定性 / リハビリテーション |
研究成果の概要 |
股関節疾患の関節不安定性を評価し、疾患における不安定性の関与と治療効果を明らかにすることを目的として、以下の課題について検討した。3D-MRIとvolume registration法による生体股関節における不安定評価では、正常例における若年者と高齢者で、股関節中間位における関節裂隙、中間位から屈曲位、Patrick肢位となる際の骨頭中心の移動距離に有意差があることを確認した。人工股関節全置換術後の骨盤の挙動について、側方傾斜は改善し、疼痛や可動域が改善した術後3週で外転筋力と相関があることを確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
股関節疾患における不安定性の関与については、寛骨臼形成不全例で不安定性が大きく、大腿骨頭の被覆の程度と不安定性との相関が示されてきたが、さらに正常例であっても若年者と高齢者で不安定性の挙動が異なることを明らかとした。人工股関節全置換術後の股関節不安定性の制動に関して、骨盤傾斜・筋力の関与が確認され、術後リハビリテーションにおける可動域訓練や筋力増強訓練、歩行訓練の重要性が改めて確認された。
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