研究課題/領域番号 |
16K10820
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
永島 英樹 鳥取大学, 医学部, 教授 (00271049)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 腰痛 / 椎間関節 / 変性 / 腰椎 / MRI |
研究成果の概要 |
「MRI T2 mapping法による椎間関節軟骨の経年的変化に関する研究」はすでに終了し、椎間関節のT2値は加齢とともに上昇することが明らかになった。この研究結果は、Journal of Orthopaedic Scienceに収載された。 「MRI T2 mapping法による椎間関節軟骨の腰痛との相関に関する研究」と「椎間関節の変性に関わるmicroRNAの解析」は、鳥取大学医学部倫理審査委員会の承認を得て開始している。目標組み入れ数が2つの研究ともにもう少し足りないので、データが揃ってから解析してその結果を学会発表および論文投稿する予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
世界中には、極めて多くの人々が腰痛に悩まされており、腰痛の機序を解明し、治療に結びつける研究を行うことで、世界に貢献することができる。今までの腰痛の研究は、椎間板と神経に重点が置かれてきたことは否めない。そこで、本研究では、今までのアプローチと視点を変えて、椎間関節性腰痛に注目した。 簡便に非侵襲的に関節軟骨の変性を評価できるT2 mappingに注目し、椎間関節のT2値は加齢とともに上昇することを明らかにした。これらを基準値として患者のT2値の特徴を求めれば、変性軟骨の定量化が可能となることが期待できる。「椎間関節の変性に関わるmicroRNAの解析」では、病態の解明に繋がる可能性がある。
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