研究課題/領域番号 |
16K10821
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
萩野 浩 鳥取大学, 医学部, 教授 (80208412)
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研究協力者 |
山下 尚寛
森脇 健太
松本 浩実
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 脆弱性骨折 / 骨粗鬆症 / サルコペニア / 2次骨折予防 / カテプシンK阻害薬 / 大腿骨近位部骨折 / 健康寿命 / リハビリテーション |
研究成果の概要 |
大腿骨近位部骨折および非定型大腿骨骨折の全数調査を実施し、鳥取県内での性・年齢別骨折発生率を明らかとした。縦断研究から得られた運動機能低下とベースラインでの患者背景、運動機能、骨関連マーカー、筋関連マーカーとを比較した。2次骨折防止のための介入を実施するコーディネータの有用性について無作為化前向き比較試験を実施した。新規骨粗鬆症治療薬の関節炎に与える影響を明らかとした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は高齢者の健康寿命延伸のための、運動機能低下および骨粗鬆化の実態を明らかとし、その早期発見、予防を目的とした。骨粗鬆症性骨折の代表である大腿骨近位部骨折の年齢別発生率、経年的推移が明らかとなり、各種バイオマーカーと運動機能低下の関連性を見いだした。さらに2次骨折予防のためのコーディネータ介入効果を検討し、その有用性が判明した。また、新規骨粗鬆症治療薬には関節炎抑制効果があることが初めて明らかとなり関節疾患への応用の可能性が示唆された。
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