| 研究課題/領域番号 |
16K10865
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 基金 |
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| 応募区分 | 一般 |
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| 研究分野 |
整形外科学
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| 研究機関 | 熊本大学 |
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研究代表者 |
白石 大偉輔 熊本大学, 医学部附属病院, 非常勤診療医師 (70769512)
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| 研究分担者 |
藤原 章雄 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 講師 (70452886)
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| 研究協力者 |
菰原 義弘
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| 研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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| 研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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| 配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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| キーワード | マクロファージ / CD163 / 腫瘍 / 腫瘍内微小環境 |
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| 研究成果の概要 |
近年、腫瘍微小環境におけるCD163陽性マクロファージの浸潤が腫瘍の予後や悪性度に関与していることが知られている。しかしながら、腫瘍進展におけるマクロファージCD163の機能に関する知見は得られていなかった。本研究にて、我々はマクロファージのCD163を介したIL-6分泌促進がマウスおよびヒトの悪性腫瘍において腫瘍進展に関与することを明らかにした。ゆえに、マクロファージのCD163がガンに対する新しい標的分子になりうる可能性が示唆された。
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
マクロファージ（Mφ）CD163（ヘモグロビンスカベンジャー受容体）のヘモグロビン代謝以外の機能についてはほとんど明らかになっていなかった。近年、腫瘍内浸潤Mφが注目さるようになり、様々な腫瘍では腫瘍組織中のCD163陽性M2Mφの浸潤密度が高い症例ほど予後が悪いことからCD163の腫瘍増殖への関与が示唆されていた。本研究にてCD163の腫瘍増殖における役割が明らかになったことから、CD163をターゲットとした腫瘍の悪性度の診断や治療薬開発のための基礎的知見が得られ、将来的にガンに対する新しい治療戦略にながる可能性が示唆されたため、学術的・社会的にも意義ある研究成果であると考えられる。
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