研究課題/領域番号 |
16K10890
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
二村 昭元 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 准教授 (40622098)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 関節包 / 解剖 / 組織 / 肩関節 / 腱板 / 肘関節 / 内側側副靱帯 / 外側側副靱帯 / 解剖学 / 整形外科 |
研究成果の概要 |
1)肩関節において、関節包の上腕骨ならびに関節窩における付着部と関節包自体の膜厚との関係に関する研究を施行し、腋窩嚢における膜厚とそれに対応する上腕骨頚部の広い付着部の対応について明らかにした。肩甲骨関節窩下部における、関節包と上腕三頭筋長頭腱起始部の関係を報告した。さらに、小円筋の起始、停止における筋と腱の組成についても明らかにした。 2)肘関節において、円回内筋と浅指屈筋の間に共通腱膜構造を見いだし、それが上腕筋筋内腱や浅指屈筋の深層腱膜、関節包と複合体を形成して関節を安定化させていることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
過去には、着目されなかった関節包や関節周囲の筋腱構造に着目することにより、靱帯構造に特化した解剖により理解されることのなかった、関節の包括的理解や、動的安定化構造を理解することが可能となり、それにより正確な診断やリハビリによる保存療法の可能性を示唆することができた。
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