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臨床応用を目指した骨組織における神経-血管機能の解明

研究課題

研究課題/領域番号 16K10893
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 整形外科学
研究機関東京聖栄大学

研究代表者

福田 亨  東京聖栄大学, 公私立大学の部局等, 教授 (20301492)

研究協力者 竹田 秀  
佐藤 信吾  
越智 広樹  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード骨代謝 / 生理学 / シグナル伝達
研究成果の概要

Sema3Aは神経ガイダンス分子として機能するだけでなく、骨内への感覚神経投射を介して、骨代謝に影響することが明らかになっている。Sema3Aの機能をより詳細に検討するため、グリア細胞特異的Sema3AKOマウスおよび、Sema3Aの受容体であるNrp1の神経特異的KOマウスを作成し、骨組織の解析を行った。その結果、それそれの組織特異的欠損マウスにおいて、骨量の低下が認められた。これらの結果から、グリア細胞由来のSema3Aも骨代謝に影響する可能性が考えられた。また、Sema3AはNrp1を介するシグナルで骨代謝を制御する可能性が考えられた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

骨代謝を調節する因子として、数々のホルモンやサイトカイン、転写因子等の知見が蓄積され、骨関連疾患の治療薬や治療法の確立に寄与している。しかしながら、骨組織における血管-神経ネットワークの詳細な解析や、骨代謝に対する影響に関する研究はほとんど行われていない。本申請課題ではこれまで注目されていなかった血管-神経ネットワークという新たな視点から骨代謝調節を解明することを目的としている。また、本研究で得られた成果は、複雑な骨代謝調節機構の解明に寄与するだけでなく、骨関連疾患の治療薬や治療法の開発に大きく貢献することが期待される。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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