研究課題/領域番号 |
16K10894
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
|
研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
遠藤 直人 新潟大学, 医歯学系, 教授 (10251810)
|
研究協力者 |
今井 教雄
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 大腿骨近位部骨折 / 認知機能 / ビタミンD / 骨粗鬆症 / 寝たきり / 運動機能障害 / フレイル / 骨折連鎖 / 既存骨折 / 骨折危険因子 / 骨組織動態 / 骨折 / リハビリテ-ション / 臨床 / 老化 |
研究成果の概要 |
新潟県での大腿骨近位部骨折の発生は70歳代以降年齢が高くなると共に急激な増加を示しており、また脊椎骨折の既往を有する例が8割であった。内臓器障害に加え、認知機能の低下を3/4の症例に認め、ビタミンD不足と関連した。有害事象である非定型大腿骨骨折の病態は骨組織所見からの解析で低代謝回転だけで説明できるものではなく、より複雑な病態をうかがわせた。大腿骨近位部骨折は運動器の障害であるが、高齢者にみられることから、フレイル、サルコペニアと密接な関連もうかがわれた.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は大腿骨近位部骨折を来す方の特徴が明らかとなり、その危険因子の対策をすることで二次骨折を予防することにつながり、ひいては骨折ゼロ・寝たきりゼロをめざす治療・予防方法の立案に有用な情報を提供することができた。
|