研究課題/領域番号 |
16K10911
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
雪澤 洋平 横浜市立大学, 附属市民総合医療センター, 講師 (30622352)
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研究分担者 |
小林 直実 横浜市立大学, 附属病院, 講師 (20453045)
稲葉 裕 横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (40336574)
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研究協力者 |
川村 正樹
渡部 慎太郎
友山 瑛人
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 整形外科 / 人工関節 / 感染 / 人工関節周囲感染 / 全自動遺伝子解析装置 / 増菌培養 / PCR / 診断基準 / 顆粒球エラスターゼ検査 / リアルタイムPCR / 関節液分析 / 顆粒球エラスターゼ / エラスターゼ |
研究成果の概要 |
人工関節周囲感染(PJI)は人工関節において最も重大な合併症の一つであり、診断および治療に難渋することが多い。本研究では簡便性と汎用性に長けた新しい診断ツールの有用性を検討した。すなわち顆粒球エラスターゼ検査における診断能力については特異性が高いことが判明し、外来や手術中の補助診断として有用性があることが分かった。また、全自動遺伝子解析装置も非常に優れた診断能力と汎用性を有していることが判明した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
顆粒球エラスターゼ検査は高い特異性を持った検査であったが、感度は低く改善の余地があった。しかしながら顆粒球エラスターゼ検査は関節液、組織、膿瘍、インプラント表面から検体の採取が可能であり、手技が簡便で迅速性に長けており、安価である。また特異度が高いため、外来や術中において,簡便な補助的診断法の一つとして有用性は高いと考えられた。 また、本研究では全自動遺伝子解析装置の有用性も認めた。本来熟練した技術を要するPCR法に代わる検査法として、汎用性の高い診断ツールとなると予想された。
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