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幼若動物の鎮静耐性におけるカリウム-塩素イオン共輸送担体の機能解析と治療法開発

研究課題

研究課題/領域番号 16K10945
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 麻酔科学
研究機関横浜市立大学

研究代表者

安藤 富男  横浜市立大学, 医学研究科, 客員教授 (00193110)

研究分担者 宮崎 智之  横浜市立大学, 医学部, 准教授 (30580724)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワードKCC2 / CLP290 / ミダゾラム / 麻酔薬 / 鎮静 / 幼弱動物 / 学習
研究成果の概要

CLP290を投与することで細胞内の塩素イオンが細胞外にくみ出され、相対的に細胞外の塩素イオン濃度が高くなる。今回の研究では、細胞内塩素イオン濃度を規定するKCC2のリン酸化をCLP290が上昇させることが分かった。この状態でGABA受容体作動薬を投与すると、GABA受容体の活性化に引き続き、濃度が高い細胞外から塩素イオンが細胞内に流入し、神経細胞の活性化が抑制される。本研究ではこの現象をpCREBを用いた免疫組織学的検討により明らかにした。こうした細胞生物学的変化は、個体レベルにおいては鎮静を引き起こすことが明らかになった。本研究では、この現象を正向反射を用いて検討した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

カリウム-塩素イオン共輸送担体を介したchloride homeostasisが幼若動物の鎮静に与える役割を明らかにし、さらにはそのメカニズムに着目した鎮静耐性改善薬としての臨床応用可能性を探るものである。

報告書

(5件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2016

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 新生児動物の鎮静におけるKCC2の機能解析2016

    • 著者名/発表者名
      池田舞子, 宮崎智之, 米崎久美子, 小山行秀, 安藤富男, 後藤隆久
    • 学会等名
      第63回日本麻酔科学会
    • 発表場所
      福岡国際会議場(福岡県)
    • 年月日
      2016-05-27
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-12-27  

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