研究課題/領域番号 |
16K10957
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
亀井 政孝 三重大学, 医学部附属病院, 教授 (60443503)
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研究分担者 |
島岡 要 三重大学, 医学系研究科, 教授 (40281133)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 敗血症 / 血小板 / プロテオミクス / 新生児血小板 / プロテオミクス解析 / 周術期 / 止血機能 / 新生児 / platelet rich plasma / 肺血栓治療戦略 / 細菌感染防御 / Platelet Rich Plasma |
研究成果の概要 |
プロテオミクスにおける定量的解析手法の検討を行った。検討した方法はiTRAQ法である。iTRAQ法は、「マイクロアレイのタンパク質版」のような手法であり、タンパクのiTRAQ標識により複数サンプル間でタンパク質の存在量を網羅的に比較することができる。このiTRAQ標識化反応の、本研究におけるプロトコールを検討した。まずはタンパク溶出後、アルブミン除去を行う必要があり、アルブミン除去カラムを用いて行った。アルブミン除去後のタンパク溶液をiTRAQ標識反応に供したところ、十分な標識効率と、その後の質量分析によるiTRAQ標識タンパクの同定も行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
血液検体から抽出されたタンパクをアルブミン除去後にiTRAQ標識することに成功したことで、今後の血液検体の定量的プロテオミクスの道筋ができた。アルブミン除去処置をした後のタンパクサンプルのiTRAQ標識にて、100個ほどのペプチド同定、データベースとの照合によるタンパク同定を行うことができた。本研究では血小板タンパクを標的とするが、今回構築された血液検体タンパクのデータベースは、血小板の抽出効率の評価に使用できる。
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