研究課題/領域番号 |
16K10959
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
中村 隆治 広島大学, 病院(医), 助教 (70423366)
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研究分担者 |
佐伯 昇 広島大学, 病院(医), 講師 (30325170)
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研究協力者 |
柳部 憲祐
河本 昌志
鵜川 貞二
辻 敏夫
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | Pulse pressure variation / Central venous pressure / 循環モニタリング / 周術期管理 / 麻酔科学 / 周術期管理学 |
研究成果の概要 |
動脈圧の脈圧振幅の呼吸性変動(PPV)および中心静脈圧(CVP)は循環管理の指標として手術室や集中治療室で広く用いられている。これら、循環の指標として有用であるが、侵襲性が高い。本研究では、無侵襲・低コストな循環の指標であるezPPVおよびezCVPの開発を行った。開発実験では、ezPPVおよびezCVPは、従来のモニターであるPPVおよびCVPに近い測定結果が得られた。この結果の再現性は検証実験で確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発したezPPVおよびezCVPはともに、動脈穿刺や中心静脈穿刺といった侵襲性の高い医療行為を行わなければ測定ができなかった指標を、非侵襲かつ低コストで測定することを可能にするものである。PPVやCVPが非観血で低コストにPPVおよびCVPの測定が可能になれば、手術室や集中治療室の医療費削減のみならず、侵襲製や高コストによりPPVやCVP測定の対象とならなかった症例にも、これらの測定の適応を拡大することで、医療行為の安全性を高めることができる。
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