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糖尿病患者における術後認知機能障害の発症機序の解明と予防法の確立

研究課題

研究課題/領域番号 16K10969
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 麻酔科学
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

森島 徹朗  名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 研究員 (10448714)

研究分担者 大澤 匡弘  名古屋市立大学, 大学院薬学研究科, 准教授 (80369173)
祖父江 和哉  名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 教授 (90264738)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード術後認知機能障害 / 糖尿病 / 麻酔 / 術後高次脳機能障害 / 抗酸化 / 周術期管理学 / 術後高次機能障害
研究成果の概要

高齢者の麻酔件数の増加に伴い、術後認知機能障害(POCD)が問題となっている。また、POCDの発症因子として考えられている糖尿病の有病率も増加している。本研究では、アジア系の糖尿病に類似した症状を呈するTSODマウスを用いて、糖尿病マウスにおけるPOCDモデル(DM-POCDモデル)を作成し、麻酔薬によるPOCDの発症機序の解明等を目的とした。
研究の途中でマウスの供給元の飼育条件に変更があり、マウスの状態が変化したため、再度基礎データを取り直し、DM-POCDモデルの再確立が必要となった。再確立とともに、同一個体で客観的に麻酔前後の認知機能を評価できる手法を検討した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

急速な高齢化により、高齢者に対する麻酔件数は年々増加している。それに伴い、高齢者で発生率が高いPOCDが問題となっている。長期のPOCDは退院後のQOLの低下や就労困難だけでなく、死亡率の増加にも関連している。また、POCDの発症因子として挙げられる糖尿病は、アジア系人種での有病率が増加しており、今後ますますPOCDは問題化していく可能性が高い。よって、本研究で検討したPOCDの発症機序の解明と予防法の確立は急務である。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 2型糖尿病モデルマウス(TSODマウス)を用いた耐糖能異常ニューロパチーの発症機序の検討2018

    • 著者名/発表者名
      志田恭子、大澤匡弘、太田晴子、田村哲也、祖父江和哉
    • 学会等名
      第22回日本神経麻酔集中治療学会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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