研究課題/領域番号 |
16K11004
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
植木 英雄 岡山大学, 医学部, 技術専門職員 (90537218)
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研究分担者 |
那須 保友 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (20237572)
渡邉 豊彦 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 准教授 (30432644)
定平 卓也 岡山大学, 大学病院, 助教 (20733322)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 腫瘍 / 細胞検出 / 腫瘍学 |
研究成果の概要 |
癌細胞において癌特異性を保ちつつプロモーター活性を飛躍的に上昇させる新規遺伝子発現システムにより、GFP遺伝子等をレポーターとして用いた場合に、ごくわずかな頻度で存在する癌細胞を強力にラベルし検出できることが、確かめられた。その最適な条件についての検討を行い、体外診断法の実用化に向けた基盤となるデータが得られた。また、検出した遊離癌細胞を採取してセルラインとして樹立する技術への当該システムの応用に関する検討を実施し、成果を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
当該システムを用いることで、血液や尿中に遊離したごくわずかな生きた癌細胞を発光・ラベルさせることが可能となる。今後、臨床の現場において、幅広い癌種について癌転移等の可能性を早期に予測できる診断法につながることが期待される。また、当該システムを応用することにより、生きたまま遊離癌細胞を採取してセルラインとして樹立することが可能となる。遊離癌細胞と原発巣の癌細胞等とを比較して新規転移関連マーカーの探索を行うことや、患者の予後診断、治療に利用できる可能性がある。
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