研究課題/領域番号 |
16K11012
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
酒井 英樹 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 教授 (40235122)
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研究分担者 |
宮田 康好 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 准教授 (60380888)
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研究協力者 |
湯野 努
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 前立腺癌 / 去勢抵抗性前立腺癌 / E prostanoid receptor / prostaglandin E2 / プロスタグランジンE2 |
研究成果の概要 |
去勢抵抗性前立腺癌におけるプロスタグランジンE2(PGE2)の病理学的意義は不明な点が多いため、ホルモン感受性および去勢抵抗性癌におけるPGE2受容体(EP1-4R)の発現を検討した。EP1R、EP2RおよびEP4Rの発現が前立腺癌の増殖および浸潤・遊走に関与し、去勢抵抗性前立腺癌ではEP4Rの発現が癌の活動性において重要な役割を演じている可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ホルモン感受性前立腺癌から去勢抵抗性前立腺癌への進行に伴いプロスタグランジンE2受容体サブタイプの発現が変化し、そのうちの1つであるEP4Rの発現が去勢抵抗性前立腺癌の増殖に重要である可能性が示唆された。この結果は、致死的な病態である去勢抵抗性前立腺癌の新たな治療戦略を構築する上で重要な情報になると期待される。
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