研究課題
基盤研究(C)
6つのmiRNAs (hsa-miR-99a-5p, hsa-miR-100-5p, hsa-miR-125b-5p, hsa-miR-4324, hsa-miR-34b-5p, and hsa-miR-135a-3p)上昇は高リスク癌と関わり3つのmiRNAs (hsa-miR-145-5p, hsa-miR-29c-3p, and hsa-miR-33b-3p)上昇は低リスク癌と関わっていた。高リスク癌でのmiRNAsの発現様式は低リスク癌に比較して優位に生存を予測し得た (HR = 7.05, p < 0.001)。
マイクロRNA (miRNA; miR)を利用した承認済みの臨床の場での癌治療薬は未だに存在していないが海外を中心として開発が進められている。miR薬剤の実現にはその導入に必要なキャリアーの存在が必須となる。本研究が目指した新規キャリアーの実現はその面で必要不可欠な部分を占める。膀胱癌は診断時点で他臓器転移している進展型として発見されるケースがあり、さらに、既存の抗がん剤が効かなくなる薬剤耐性も問題であり、早期診断法及び効果的な治療薬が期待されている。miRは組織特異性が高い一方でヒト癌組織における発現は正常組織の発現様式と大きく異なるため癌種に特異的でマーカーとして有用である。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (16件) (うち国際学会 8件、 招待講演 2件)
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