研究課題/領域番号 |
16K11060
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 岐阜医療科学大学 (2018-2019) 関西学院大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
松吉 ひろ子 岐阜医療科学大学, 保健科学部, 准教授 (10448772)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 膀胱炎 / ラマン分光学 / 慢性膀胱炎モデル / ラマン分光法 / モデル動物 / ラマン分光 / 膀胱知覚神経 / 衛星細胞 |
研究成果の概要 |
急性・慢性膀胱炎モデルラット膀胱から取得したラマンスペクトルを解析することにより、膀胱壁を構成する蛋白質(構造蛋白質が有力)の変性または組成変化が病態に大きく影響している可能性があるという結果を得た。研究に用いたラマン分光法による測定技術では、前処理なく非侵襲的に生体を測定することが可能であり、衛生細胞の神経細胞修飾等により起こる生体変化を簡単な操作で検出できる技術として期待できる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今研究では、急性・慢性膀胱炎モデルラット膀胱からラマンスペクトルを検出することが可能であり、ラマン分光法の使用により、免疫組織学的実験では明らかにできない構造変化の原因を推測することが出来ることを明らかにした。加えて、今回使用したラマンプローブはヒトの膀胱鏡との併用が可能な大きさである。故に、ラマン分光法の応用により、間質性膀胱炎や膀胱癌の非侵襲的な診断技術を確立できる可能性がある。
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