研究課題/領域番号 |
16K11072
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 東邦大学 |
研究代表者 |
小林 秀行 東邦大学, 医学部, 准教授 (10408875)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 男性不妊症 / iPS細胞 / マイクロミニピッグ / iPS / 無精子症 / AZF / 再生医学 / 細胞・組織 / 幹細胞 |
研究成果の概要 |
ヒトの代替え種での研究を行なうためにまずは、マイクロミニピッグのiPS細胞の誘導を試みたが、完全なiPS細胞は樹立することはできなかった。そのため、生殖細胞への分化の実験は断念した。2016年の年末に電気工事の影響で、-80℃の冷凍庫が故障したため、それまでに冷凍庫内に保管していたTESEおよびmicro-TESEにて採取した精巣組織や、マイクロミニピッグの組織や細胞、その他試薬などすべてを失った。そのため、実験継続はできず、予定していた実験は施行できなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究に用いる大半の組織をアクシデントにより失ったため、満足する研究は施行できなかった。しかし、マイクロミニピッグでのiPS細胞は、マウスやヒトに比べて難易度が高いことが分かった。マイクロミニピッグの研究は、ヒト生殖細胞の代替え研究としては重要な位置を占めていると考えている。今後は、マイクロミニピッグのiPS細胞の誘導をテーマとした研究も必須と思われる。また、現在、新たに男性不妊症患者における精巣組織を採取しており、集まったところで、研究の再開を予定したいと考えている。
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