研究課題/領域番号 |
16K11087
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
中村 仁美 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (80467571)
|
研究分担者 |
香山 晋輔 大阪大学, 医学系研究科, 招へい教員 (30528005)
木村 正 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (90240845)
熊澤 惠一 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (90444546)
|
研究協力者 |
Aplin John D. Maternal and Fetal Health Research Centre, Division of Developmental Biology and Medicine, School of Medical Sciences, Faculty of Biology, Medicine and Health, University of Manchester
Jones Carolyn J. P. Maternal and Fetal Health Research Centre, Division of Developmental Biology and Medicine, School of Medical Sciences, Faculty of Biology, Medicine and Health, University of Manchester
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 生殖医学 / 不妊症 / 子宮 / 着床 / glycocalyx |
研究成果の概要 |
月経周期ごとに前方視的に子宮の着床能を評価できるようなパラメータの探索を行い、マウスを用いた基礎概念実証、できるだけ既存の医療機器を用いて作成した装置を用いて行ったヒトにおける安全性の確認と概念実証を経て、パラメータを決定した。本研究では事業化のためにセンサーを最終設計し、月経周期内におけるこれらパラメータの変化を検討するために臨床研究を行う準備を行った。さらにこれらパラメータの測定値を変化させる物質的基盤についても検討を行った。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本は生殖補助医療の年間施行症例数が世界で最も多い国の1つであり、ここ20年で約10倍に増加した。2016年における年間総出生児において約5.4%は生殖補助医療によって出生した児である。一方で、治療周期あたりの出生率は2016年度の実績において、約5.3万人出生/44.7万治療周期=11.8%と充分な治療効率とはいえない。現在の不妊治療の治療効率を向上させるためには現在ブラックボックスである受け入れ側の子宮の着床能を月経周期ごとに前方視的に評価しその周期ごとの治療方針に反映させなければならない。
|