研究課題/領域番号 |
16K11089
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 東京医科大学 (2019) 岡山大学 (2016) |
研究代表者 |
本橋 秀之 東京医科大学, 医学部, 兼任助教 (20554380)
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研究分担者 |
中塚 幹也 岡山大学, 保健学研究科, 教授 (40273990)
舟橋 弘晃 岡山大学, 環境生命科学研究科, 教授 (50284089)
若井 拓哉 岡山大学, 環境生命科学研究科, 准教授 (60557768)
高山 修 岡山大学, 環境生命科学研究科, 客員研究員 (80650879)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 卵巣凍結保存 / 移植・再生医療 / 発生・分化 / 再生医学 / 細胞・組織 / 応用動物 |
研究成果の概要 |
若年女性ががんに罹患すると,抗がん剤や放射線治療によって不妊になるリスクが増大する。そこで生存性に優れた卵巣組織凍結保存法を開発することを目的とした。本研究では、まず最初にガラス化保存新規デバイスを開発し、それらに最適化したガラス化保存プロトコールの確立を行った。次に動物モデルにより、開発したガラス化保存デバイスおよび最適化プロトコールにもとづいて卵巣組織を凍結融解し、移植によってその後の体内発生能や卵子の体外成熟能を検証した結果、組織の生着、卵胞発育および卵母細胞成熟が確認され、本卵巣組織ガラス化保存法の有効性が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
若年女性ががんに罹患すると、抗がん剤や放射線治療によって不妊になるリスクが増大するが、本研究では卵巣凍結保存法の改良を通じて、若年女性がん患者でもがん治癒後に子供を持つ希望が生まれ、少子化の緩和と生殖医学の発展への一助となる。
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