研究課題/領域番号 |
16K11095
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
西田 正和 大分大学, 医学部, 講師 (90404384)
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研究分担者 |
奈須 家栄 大分大学, 医学部, 教授 (30274757)
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研究期間 (年度) |
2016-10-21 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | endometriosis / semaphorin / 子宮内膜症 / semaphorin3B / PI3k / PI3k-akt系 / semaphorin3B / neuropilin2 / neuropilin / Semaphorin / Neuropilin / 生体分子 |
研究成果の概要 |
子宮内膜症においてsemaphorin3Bおよびそのレセプター出るneuropilin2の発現異常を確認し、更にその下流であるPI3kinese-Akt系に伝達の異常があり、Aktのリン酸化の異常があることを発見した。子宮内膜症細胞において、この細胞伝達系の異常から、子宮内膜症細胞はアポトーシス耐性があり、生体内に生着・分散し、病状が進行していくことが考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
子宮内膜症は様々な病因があり、その発症には諸説あるものの、現在でもその本質的な原因は不明のままである。今回、我々は、semaphorin-neuropilin系、更にその下流にあるPI3-kinese-Akt系に異常があると考え研究を進めていった。その結果、子宮内膜症細胞においてはsemapholin3Bの発現異常、Aktのリン酸化の異常が認められ、この現象が子宮内膜症の病因の一つになりえるのではないかと考えている。 現在、抗がん剤の領域でもAkt阻害剤関連の研究が進んでおり、子宮内膜症の領域においても同様に治療薬の候補となる可能性が示唆された。
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