研究課題/領域番号 |
16K11123
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
金野 陽輔 北海道大学, 医学研究院, 助教 (10572703)
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研究分担者 |
董 培新 北海道大学, 医学研究院, 助教 (50602504)
櫻木 範明 北海道大学, 医学研究院, 名誉教授 (70153963)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | microRNA / 子宮体癌 / EZH2 / EMT / 癌 / 遺伝子 |
研究成果の概要 |
我々は、子宮体癌(体癌)細胞におけるmiRNA/EZH2フィードバックループによるEZH2高発現の調節機構とIL-6/8産生誘導におけるEZH2の役割を明らかにすることを目的として本研究を行った。その結果、EZH2と癌抑制的miRNA群が相互に負のフィードバックループを形成し、EZH2の発現亢進及び癌抑制的miRNAの発現低下を招き、下流分子経路を介し、IL-6/8過剰産生及び体癌の悪性化を導くという重要な成果が得られた。本研究により得られた知見は、今後体癌の根絶を目指す基層研究の発展及び新しい治療法の開発に大きく貢献していると考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
EZH2と癌抑制miRNA群が相互に負のフィードバックループを形成して、EZH2の発現亢進及びlet-7bなどのmiRNAの発現低下を招き、下流にあるTwist、Snail、STAT3経路、NF-κB経路及びWnt/β-catenin経路の活発化を介して、IL-6/8過剰産生及び体癌の悪性化を導くという重要な成果が得られている。本研究により得られた知見は、今後体癌の根絶を目指す基層研究の発展及び新しい治療法の開発に大きく貢献していると考えられる。
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