研究課題/領域番号 |
16K11142
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
前川 亮 山口大学, 医学部附属病院, 講師 (90598749)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 子宮内膜症 / マスター遺伝子 / 卵巣チョコレート嚢腫 / マスターレギュレータ遺伝子 / マスターレギュレータ / HOXC8 / Endometriosis / PPAR gamma / ESR1 / TGF beta / TNF alpha / driver gene / master gene / 遺伝子発現 / DNAメチル化 |
研究成果の概要 |
SMITE解析を施行し、HOXC8をマスター遺伝子の候補として抽出した。HOXC8の機能を明らかにするため、子宮内膜間質細胞でHOXC8の強制発現を行ったところ、582遺伝子の発現が変化していた。Gene ontology解析、KEGG pathway解析により細胞接着や線維化に関与するTGF-beta経路が活性化されていた。また、HOXC8の強制発現により、細胞増殖能、遊走能、癒着形成能が亢進した。HOXC8はマスター遺伝子として、子宮内膜症の発症に関与していることが推察される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、極めて発症頻度の高い子宮内膜症の病態に関与する重要な遺伝子が明らかとなった。このような疾患のマスター遺伝子を同定することは、将来的な治療標的になる可能性があり、本研究が与える学術的意義は大きいと考えられる。
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