研究課題/領域番号 |
16K11162
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 神戸大学 (2018) 大阪医科大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
寺井 義人 神戸大学, 医学研究科, 特命教授 (90278531)
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研究分担者 |
林 正美 大阪医科大学, 医学部, 准教授 (00551748)
大道 正英 大阪医科大学, 医学部, 教授 (10283764)
田中 良道 大阪医科大学, 医学部, 講師 (10625502)
恒遠 啓示 大阪医科大学, 医学部, 講師 (70388255)
田辺 晃子 大阪医科大学, 医学部, 非常勤講師 (70454543)
佐々木 浩 大阪医科大学, 医学部, 講師 (80432491)
兪 史夏 大阪医科大学, 医学部, 非常勤医師 (80625674)
藤原 聡枝 大阪医科大学, 医学部, 講師 (90707960)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 卵巣癌 / EMT / miRNA / 浸潤・転移 / CD24 / mi RNA / エキソソーム |
研究成果の概要 |
EMTを制御する新たな遺伝子を同定するために、miRNAマイクロアレイを用い、EMTに関わる新規miRNAとして、miRNA 36,248個中、CD24陽性細胞から分泌される培養液によるmiRNAマイクロアレイの結果から、CD24陽性細胞に特異的なmiR-92、miR-486、miR-575を特異的miRNAとして特定した。これらは、卵巣癌(12例)での発現が、良性卵巣腫瘍(32例)に比べて有意に高いことも確認した。つまり、これらの特異miRNAが関与するEMTを特異miRNAの機能をブロックし制御することで、難治性進行卵巣癌に対する新たな治療戦略として、早期臨床応用が十分期待されると考える。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
卵巣癌に対するEMT現象についての研究は、国内外で多くされてきているが、卵巣癌患者血液や腹水から分泌されるエクソソーム内のmiRNAによるEMT現象の制御に関しての研究は少ない。これら特異的miRNAを用いて、EMT現象の制御に関する研究は独創的であり、新たな治療戦略として期待できると考える。
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