研究課題/領域番号 |
16K11193
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 北海道医療大学 |
研究代表者 |
下村 敦司 北海道医療大学, リハビリテーション科学部, 教授 (50340237)
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研究分担者 |
太田 亨 北海道医療大学, 健康科学研究所, 教授 (10223835)
向後 晶子 群馬大学, 大学院医学系研究科, 講師 (20340242)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | ES細胞 / Tlx3 / 聴神経様細胞 / 分化 / 再生医療 / 脳・神経 |
研究成果の概要 |
胚性幹細胞(ES細胞)にHomeobox因子Tlx3を過剰発現すると、聴神経に特有な遺伝子群の発現を引き起こす。これに一致し、Tlx3を発現するES細胞由来神経細胞は、聴神経の特性を示す。本研究計画の目的は、オーディトリーニューロパチーに対する再生治療の実現を目指し、Tlx3による聴神経様細胞分化の分子メカニズムを解明することである。私たちの研究結果から、Tlx3がmRNAプロセシングに作用し、ES細胞を聴神経様細胞へと分化に導く可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
私たちは、Tlx3を強制発現させた幹細胞を聴神経様細胞へと分化誘導させる方法を開発した。しかし、この方法を治療に展開するには、分化効率が低い。本研究計画の結果から、RNAプロセシングが、幹細胞を聴神経様細胞への分化へと導いていることが示唆された。RNAプロセシング、特に分化に関わるmRNAスプライシングに注目して研究を進めてゆけば、オーディトリーニューロパチーに対する再生治療を実現できる可能性がある。
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