研究課題/領域番号 |
16K11213
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
竹野 幸夫 広島大学, 医系科学研究科(医), 教授 (50243556)
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研究協力者 |
岡林 大
河野 崇志
久保田 和法
高原 大輔
有木 雅彦
西田 学
石野 岳志
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 鼻副鼻腔炎 / 好酸球 / 一酸化窒素(NO) / 鼻アレルギー / スカベンジャー受容体 / LOX-1 / 前頭洞 / 胃酸逆流 / 一酸化窒素 / 副鼻腔炎 / 薬物療法 / 鼻腔局所NO / アレルギー性鼻炎 / バイオマーカー |
研究成果の概要 |
本研究では上気道のアレルギー性・好酸球性炎症における新たなバイオマーカーの確立と治療への応用を目的に、1)鼻腔一酸化窒素(NO)濃度と鼻腔抵抗、鼻アレルギー治療効果との関連性、2)NO代謝機構を介在としたレドックス制御に関与するスカベンジャー受容体(SRs)、特にLOX-1の機能的役割の解明、3)好酸球性副鼻腔炎(ECRS)の前頭洞粘膜の難治化病態の解明と有効な手術法の開発、4)胃酸逆流(GERD)による組織障害の機序、など一連の課題を解明した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本世紀に入り慢性副鼻腔炎の病状は、急激に変遷してきています。従来は「蓄膿症」としてひとくくりにされていた副鼻腔炎も実際は、癌と同じように単一の疾患(表現型)ではなく、非常に難治・再発性の一群が存在することが判明しています。本研究では鼻茸が再発しやすく“鼻の喘息”と呼ばれる「好酸球性副鼻腔炎」について、アレルギー性炎症との関連性と客観的指標(バイオマーカー)の研究を行いました。 その結果、1)鼻腔の一酸化窒素(NO)濃度と鼻腔抵抗、治療効果との関連性、2)活性酸素による障害とスカベンジャー受容体の役割、3)前頭洞病変の難治化病態とそれを解決する手術法、4)胃酸逆流の影響、などの疑問を解明しました。
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