研究課題/領域番号 |
16K11221
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
加藤 健吾 東北大学, 大学病院, 助教 (40455788)
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研究分担者 |
堀井 明 東北大学, 医学系研究科, 教授 (40249983)
小川 武則 東北大学, 大学病院, 講師 (50375060)
齋木 由利子 東北大学, 医学系研究科, 准教授 (80311223)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 頭頸部癌 / がん関連蛋白 / 非扁平上皮癌 / 頭頸部外科学 |
研究成果の概要 |
本研究の結果は以下の通りです。1、唾液腺分泌癌のFISH 法解析により、従来腺房細胞癌と診断された20例の内、8例が分泌癌であり、その内1例はhigh grade transformationであることが明らかとなりました。さらに、新規ETV6-NTRK3 fusionを確認しました。2、ダイナミックMRIが唾液腺腫瘍の治療前診断に有用であることを発見しました。3、頭頸部原発骨肉腫 の臨床病理像の検討を行い、四肢原発と比較して、化学療法反応性に乏しいこと、高齢者原発が多いことなどの臨床像を明らかにしま した。4、腺様嚢胞癌(ACC)においてEGFRが予後不良因子となる可能性を発見しました。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
頭頸部非扁平上皮癌は、高率に転移するものや低悪性から高悪性まで病理学的に非常に特徴がある一方で、その発生頻度の少なさから分子病理学的検討は少なく、手術治療と粒子線治療適応のない転移癌などに有効な治療法がない現状がある。本研究においては、2016年WHOから新分類が発表された唾液腺分泌癌の臨床病理像の解析と腺様嚢胞癌の予後因子の解析、さらにはMRI新撮影方法であるダイナミックMRIを用いた唾液腺腫瘍の新診断法の検討を行い、新知見を発見し報告を行いました。
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