研究課題/領域番号 |
16K11232
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
|
研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
大月 直樹 神戸大学, 医学研究科, 准教授 (40343264)
|
研究分担者 |
丹生 健一 神戸大学, 医学研究科, 教授 (20251283)
|
連携研究者 |
白川 利朗
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 頭頸部癌 / 遺伝子治療 / サイトカインシグナル阻害分子 / サイトカインシグナル阻害因子 / 頭頸部外科学 |
研究成果の概要 |
頭頸部癌において活性化しているサイトカインシグナル伝達系のひとつであるJAK/STATシグナル経路はサイトカインシグナル阻害分子(SOCS)により抑制される。アデノウイルスベクターを用いてSOCS遺伝子を頭頸部癌細胞株に導入することにより、SOCSの発現が認められ、腫瘍細胞の増殖が抑制されることが示された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
頭頸部癌は全悪性腫瘍のうち約5%を占め、その患者数は近年増加傾向にある。サイトカインシグナル伝達の異常とくにJAK/STATシグナル経路は頭頸部癌の発症や増殖に関与していることが知られている。SOCS3遺伝子をアデノウイルスベクターを用いて頭頸部癌細胞株に導入することにより、癌細胞の増殖が抑制されることが示された。SOCS3は頭頸部癌に対する新たな治療ターゲットとして、遺伝子導入による抗腫瘍効果が期待される。
|