研究課題/領域番号 |
16K11234
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
|
研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
鵜久森 徹 愛媛大学, 医学系研究科, 准教授 (80512128)
|
研究分担者 |
矢野 元 愛媛大学, 医学系研究科, 准教授 (00284414)
岡田 昌浩 愛媛大学, 医学部附属病院, 講師 (20512130)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 頭頸部扁平上皮がん / リンパ節転移 / LOXL2 / 転移誘導因子 / リンパ節転移誘導因子 / 頭頸部扁平上皮がんバイオマーカー / 癌 / 頭頸部 |
研究成果の概要 |
申請者らは頭頸部扁平上皮がんのリンパ節転移誘導因子として見いだされたLOXL2が、ヒト血清中のエクソソームにタンパク質として内包されることを確認し、健常ボランティアに比べ、頭頸部扁平上皮がん患者において有意に高含量である傾向を確認した。また、頭頸部扁平上皮がん患者の臨床像と血清LOXL2含量との相関について、LOXL2値は比較的早期から上昇を認め、リンパ節転移が成立した進行期には低下する傾向を確認した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
血清LOXL2含量が健常ボランティアに比べ、頭頸部扁平上皮がん患者において有意に高値である傾向は、血清LOXL2の頭頸部扁平上皮がん検出のバイオバーカーとしての可能性を示唆するものと考える。 頭頸部扁平上皮がん患者の臨床像と血清LOXL2含量における上記相関傾向は、前転移期ニッチェ形成に関与する因子としてのLOXL2の役割に矛盾しないものであり、血清LOXL2の転移危険性診断指標としての可能性が示唆されるものと考える。
|