研究課題/領域番号 |
16K11242
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
高橋 秀聡 横浜市立大学, 医学研究科, 客員研究員 (50727196)
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研究分担者 |
佐野 大佑 横浜市立大学, 医学部, 講師 (10620990)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 中咽頭癌 / ヒト乳頭腫ウイルス / 口腔内マイクロバイオーム / 発癌 / ディスバイオーシス / マイクロバイオーム / HPV関連中咽頭癌 |
研究成果の概要 |
近年、様々な疾患の発生に口腔や腸内の細菌叢(マイクロバイオーム)が関与していることが明らかになってきた。この研究の目的はヒト乳頭腫ウイルス(human papillomavirus: HPV)関連中咽頭癌の発癌における口腔内マイクロバイオームの関与を検討することである。今回の研究期間内においては、マイクロバイオームの影響を詳細に解析するための予備実験として、新しい癌の進行度分類によるHPV関連中咽頭癌の予後の検討や、HPV関連中咽頭癌に特に発現している遺伝子やマイクロRNAの検討を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
マイクロバイオームは様々な疾患の発生や動態に影響を与えていることが分かってきており、中咽頭癌患者における口腔内マイクロバイオームの具体的な組成がどのようになっているかや、中咽頭癌の発生における口腔内マイクロバイオームの実際の関与の仕方が明らかになれば、口腔内の唾液採取だけから中咽頭癌のリスクを診断することや、中咽頭癌の新しい治療薬開発の手掛かりを見つけることが可能になる可能性がある。今回の研究成果として、HPV関連中咽頭癌の進行度分類や遺伝子に関して検討を行い、マイクロバイオーム解析のための素地を作った。
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