研究課題/領域番号 |
16K11246
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
松本 文彦 順天堂大学, 医学部, 先任准教授 (70445584)
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研究分担者 |
森 泰昌 国立研究開発法人国立がん研究センター, 中央病院, 医員 (00296708)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 頭頸部癌 / 再発腫瘍 / EPCAM / IGF-IR / 次世代シーケンサー / IGF-1R / 頭頸部扁平上皮癌 / EpCAM / EPCaM |
研究成果の概要 |
頭頚部癌手術症例に対しP53遺伝子の機能解析を免疫染色とシークエンス解析を用いて検討した。その結果、変異の種類および免疫染色の染色程度によりp53の機能をfavorable functionとadverse functionで分類した。免疫染色で強陽性もしくはlostの症例をadverse function群、wild typeもしくは弱陽性の症例をfavorable function群と定義し2群間で生存率を検討したところ、有意にadverse function群で予後不良であった。P53の変異後の機能が頭頸部癌の予後に重要な因子になる可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
頭頸部癌における予後因子に関してはp53は代表的な予後因子であるが、その機能ごとの詳細な検討はされていない。今回の結果からはEPCAMも含め頭頸部癌の予後の予測につながる。頭頸部癌治療の大きなパラダイムシフトとまでは残念ながら至らないが治療方針の決定の一助となる可能性がある。
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