研究課題
基盤研究(C)
加齢黄斑変性に関して国内外での学会および論文での発表を行ってきた。地図上萎縮(網膜色素上皮萎縮)の臨床的所見の特徴について報告してきた。視力への直接的な影響を及ぼすため重要な所見であることを再認識できた。萎縮型加齢黄斑変性は日本人ではまだ認知度が低く、症例の蓄積は不十分であった。しかし今後その頻度は欧米同様増えることが強く予想される。萎縮型加齢黄斑変性はまだ不明な要素が多く、治療方法もないため、今後さらなる研究と、治療薬への開発などが必要になってくると思われる。
萎縮型加齢黄斑変性の詳しい病態解明はまだ不明な要素が多い。そして有効な治療方法もまだない。現在本疾患は欧米で多いが、滲出型加齢黄斑変性の時のように日本でも今後増えることが強く予想される。そのため実際の症例ベースでの臨床所見の特徴や、長期の経過を見ていくこと、そこからの病態解明は今後の眼科学に役立つ可能性が高い。またこれらの研究は今後のわが国での超高齢化社会における社会的失明患者の軽減に大いに役に立つと考えられる。
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すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 7件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (9件) (うち国際学会 3件)
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