研究課題/領域番号 |
16K11296
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
友寄 勝夫 和歌山県立医科大学, 医学部, 博士研究員 (00453176)
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研究分担者 |
雑賀 司珠也 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (40254544)
山中 修 和歌山県立医科大学, 医学部, 博士研究員 (50254545)
岡田 由香 和歌山県立医科大学, 医学部, 准教授 (50264891)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | TRPV1 / TRPA1 / リンパ管新生 / 角膜 / 炎症 / LYVE-1 / マクロファージ / 眼科学 / 眼組織 |
研究実績の概要 |
TRPV1またはTRPA1シグナルによる角膜リンパ管新生制御の解明とその阻害戦略として、カチオンチャンネル受容体TRPV1またはTRPA1シグナルの角膜でのリンパ管新生での役割を計画した。 TRPV1またはTRPA1の遺伝子ノックアウトマウスをもちいた研究を行う。(所属で繁殖中)。 当初の計画では、10-0ナイロン糸を留置したマウスモデルでの角膜輪部からのリンパ管新生を作製する予定であったが、まずは、より容易な方法として、角膜中央部をパクレンにて焼灼する事で、炎症惹起しリンパ管誘導を作成する方法を採用した。 予備的に野生型マウスでホールマウント標本と凍結切片でのLYVE-1(リンパ管内皮細胞)染色方法をVEOS顕微鏡にて確立できた。同様に行ったBrdU免疫染色による細胞増殖状況も評価したが、差異を見るにはいたらなかった。 ホールマウント標本では、LYVE-1は輪部から角膜中央にループ状の形態で侵入していたが、角膜の中央にまでは進展していなかった。これは同実験系で行ったCD31ホールマウント染色と類似した形態であった。リンパ管新生誘導時のF4/80(マクロファージ)、ミエロペロキシダーゼ(好中球)浸潤とVEGF-B発現が抑制されたが、VEGF-C/D測定は準備の段階である。 次年度からTRPV1ノックアウトマウスとTRPA1ノックアウトマウスを用いた検討に入る予定であったが、退職のため、本年度で研究課題が廃止手続きを行った。
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