研究課題/領域番号 |
16K11311
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 旭川医科大学 |
研究代表者 |
大前 恒明 旭川医科大学, 医学部, 助教 (30451470)
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研究分担者 |
長岡 泰司 旭川医科大学, 医学部, 准教授 (00333691)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 網膜循環 / 糖尿病 |
研究成果の概要 |
今回、我々は、脂肪組織から分泌されるサイトカインの一つであるFGF21の網膜循環への影響を検討した。in vitroとin vivo研究において、FGF21の網膜血管における有意な変化を確認できなかった。さらに、2型糖尿病患者においても、血中FGF21濃度と網膜循環パラメーターに有意な相関は認めなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回、FGF21の網膜循環への影響を認めることができなかった、ただ以前の我々の研究で、アディポネクチンなど他の脂肪から産生されるサイトカインによる網膜循環への影響を報告していることから、すべてのサイトカインが網膜循環へ影響を与えているわけでなく、臓器特異的なサイトカインの存在を強調できたことに学術的意義があると考えている。さらに、臓器特異性がわかれば、網膜循環が関与している網膜疾患への治療ターゲットが絞られ、治療薬の開発につながるという社会的意義も示せたと考えている。
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