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口腔粘膜由来間葉系幹細胞の眼表面疾患モデルにおける効果

研究課題

研究課題/領域番号 16K11331
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 眼科学
研究機関東京歯科大学

研究代表者

佐竹 良之  東京歯科大学, 歯学部, 非常勤講師 (60385143)

研究協力者 島﨑 潤  
比嘉 一成  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード間葉系幹細胞 / 神経堤由来細胞 / 細胞治療 / 口腔粘膜 / 眼表面再生
研究成果の概要

眼表面疾患モデルにおける細胞治療の効果を調べるため、ウサギ創傷治癒モデルの結膜下に口腔粘膜由来間葉系細胞の移植を検討した。培養液を移植したコントロールに比べて口腔粘膜由来間葉系細胞移植した角膜欠損部位では比較的早く創傷治癒が促進されている可能性が認められた。上皮化した眼表面組織において、SPION(Fe3O4:四酸化三鉄))を取り込んだ細胞が存在しており、ベルリンブルー染色で検出することできた。また、抗ヒト核抗体を用いた免疫染色においても同様に移植部位に陽性像を観察することができた。以上のことから移植した口腔粘膜由来間葉系細胞は眼表面に生着し、創傷治癒を促進する可能性が考えられた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまでに口腔粘膜由来の間葉系幹細胞を用いた報告はない。間葉系幹細胞は採取した組織や部位によって異なる性質を持つことが考えられ、角膜への応用を考慮すると、神経堤由来因子を含んだ口腔粘膜由来間葉系幹細胞を用いた眼表面再建に効果的であることが予想される。本研究において神経堤由来因子を含んだ口腔粘膜由来間葉系幹細胞は移植により眼表面に生着し、創傷治癒を促進するの効果があることがわかってきた。以上のことから難治性眼表面疾患に対する新しい細胞治療法として期待される。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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