研究課題/領域番号 |
16K11337
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛 |
研究代表者 |
竹内 大 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 眼科学, 教授 (40260939)
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研究分担者 |
櫻井 裕 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 衛生学公衆衛生学, 教授 (00235227)
佐藤 智人 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 眼科学, 助教 (00724246)
伊藤 正孝 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 再生発生学, 准教授 (30534896)
播本 幸三 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 眼科学, 助教 (80626804)
櫻井 裕 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 眼科学, 助教 (10338816)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 糖尿病網膜症 / Th17細胞 / 獲得免疫 / T細胞 / 慢性炎症 / 糖尿病 / IL-17A / 増殖糖尿病網膜症 / 老化T細胞 / IL-17 |
研究成果の概要 |
増殖糖尿病網膜症(PDR)患者の前房水および硝子体液におけるIL-4, IL-17A, IL-22, IL-31,およびTNFαを測定し、その関連性について検討した.これらのサイトカインの中で、IL-17Aが最も多くの前房水中で検出されたが、その濃度、検出率ともに硝子体液と比較して有意に低く、PDRの病態を反映する硝子体内IL-17Aのマーカーとして適当ではないことが示唆された.一方、糖尿病を自然発症するAkitaマウスとTh2およびTh17細胞優位のIFN-γ欠損マウスに戻し交配させた新たなDRマウスモデルは、Akitaマウスより早期に重症なDRを発症することが示された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で解析したサイトカインでは臨床応用可能な成果はみられなかったが、DRの重症度を簡易かつ反復性に採取可能な眼の前房水により定量的に評価することができれば、DRに対する血糖コントロール、網膜光凝固治療の適応、有効性を適宜、包括的に判定することが可能になる.また、DRの進行に最も相関するサイトカインを同定できれば、血管内皮増殖因子(vascular endothelial growth factor: VEGF)以外の分子標的療法の開発に繋がることが期待される.
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