研究課題/領域番号 |
16K11361
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形成外科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
高成 啓介 名古屋大学, 医学系研究科, 准教授 (80378190)
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研究分担者 |
亀井 譲 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (10257678)
中村 優 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院助教 (00739724)
蛯沢 克己 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院助教 (20397459)
中村 亮太 静岡県立静岡がんセンター(研究所), その他部局等, 医師 (40761060)
神戸 未来 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院助教 (50597862)
内堀 貴文 名古屋大学, 医学部附属病院, 助教 (30625760)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ケロイド / 肥厚性瘢痕 / コラーゲン / エラスチン / 二光子顕微鏡 / 第二高調波 / 繊維配向 / 多光子顕微鏡 / 2光子顕微鏡 / コラーゲン繊維 |
研究成果の概要 |
ヒトケロイド・肥厚性瘢痕・正常瘢痕、正常皮膚サンプルを合計24検体採取し、二光子顕微鏡によるコラーゲン繊維の観察を行った。得られた画像について繊維配向の解析を行ったところ、ケロイドは正常組織に比べて配向性の分散が少ないこと、配向性やその分散が体の部位によって異なること、これらは力学的刺激の影響を受ける可能性があることなどが示された。これらの結果はケロイドに対する部位特異的な表現形や力学的刺激による変化など、臨床で経験する現象の一端を示していると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回の研究により、ケロイドの様々な表現型が存在することがコラーゲン繊維の配向性や偏りに関係している可能性が示唆された。これはケロイドに対する力学的刺激に対する反応である可能性があると考えられる。今回の研究ははケロイドの治療についての一つの足がかりになり、社会へ還元できる可能性があると考えられた。
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