研究課題/領域番号 |
16K11398
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
齊藤 岳児 浜松医科大学, 医学部附属病院, 講師 (50402277)
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研究分担者 |
佐藤 洋 浜松医科大学, 医学部附属病院, 講師 (30293632)
穗積 宏尚 浜松医科大学, 医学部附属病院, 助教 (40771457)
林 秀晴 浜松医科大学, 医学部, 教授 (50135258)
高橋 善明 浜松医科大学, 医学部附属病院, 助教 (50647386)
金山 尚裕 浜松医科大学, 医学部, 副学長 (70204550)
吉野 篤人 浜松医科大学, 医学部, 教授 (90240332)
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研究協力者 |
内田 季之
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ドローン / 近赤外線分光計測装置 / 近赤外線分光計測 / 救急災害 / マルチコプター / 救急医学 |
研究成果の概要 |
救急災害医療において、迅速な重症度判定や治療は重要である。今研究では、超小型近赤外線分光計測装置(体表から傷病者の酸素濃度や貧血の程度を評価できる機器)や薬剤などをドローンで正確に傷病者のものに搬送し、さらにその装置をとりつけることを目標に行った。現在は、ディープラーニングを用いて目標に正確に到達することができるようになり、医療器材や薬剤を安全に搬送できるシステムを構築できた。今研究で人を介さずに、危険な場所でも傷病者を評価し、さらには治療する足がかりができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
災害時には傷病者が孤立することが度々ある。陸路での医療機器や薬剤搬送が困難な状態のときに、ドローンを用いてそれらを空路で搬送することができれば、無駄な死を防ぐことができる。医療者にとって危険個所での傷病者にアプローチするのは危険であり、救助者自身の危険を防ぐためにも、人を介さない検査・治療できることが望ましい。この研究で、人の最小限の介入で傷病者を救助するシステムの一部が構築されており、社会的な意義は大きい。
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