研究課題/領域番号 |
16K11416
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
徳平 夏子 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 客員講師 (60597227)
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研究分担者 |
中嶋 康文 関西医科大学, 医学部, 教授 (70326239)
黄瀬 ひろみ 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (90420710)
中山 力恒 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (90568198)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | バイオマーカー / 遺伝子治療 |
研究実績の概要 |
本研究では、AKIを発症しやすい心臓血管手術患者周術期や、集中治療を要する重症症例の尿中、血液中からエクソソーム、クロマチンを抽出し、次世代シーケンサーを用いてmiRNA、及びceRNA発現の網羅的解析を行った。具体的には、RIFLE 及びAKIN criteriaを用いて、周術期のAKIの重症度をステージ分類し、急性腎障害時に変化するmiRNAおよびceRNAの発現を多変量解析により選出した。現在、統計的有意差を得るため、症例収集している。さらに、データベースを用いてmiRNA-ceRNA, miRNA-ncRNAのネットワークを探索する事に、主眼を置いた。 今回使用する次世代シーケンサーは、網羅的なmiRNAプロファイリングを未知のnon-cording RNAの発現に対してだけでなく、miRNA発現の絶対的定量評価が行える点で、従来のマイクロアレイ法と比べ、感度、正確性、再現性などにおいて優れている。近年、miRNAは抗体医薬と異なり開発に特別なノウハウが不必要なため、遺伝子治療として核酸創薬の対象になっている。早期診断マーカーに有用性の高いmiRNAのターゲットが、急性腎障害抑制に有用なタンパク質であった場合、今後の遺伝子治療に展開出来る可能性があると考えている。 また、一方で研究手法が次世代シーケンサーを用いた研究手法で同様であるため、共同研究を行った研究課題”次世代シーケンサーを用いた、チアノーゼ先天性心疾 患における血球異常症の発症メカニズムに関与する赤血球中microRNAの網羅的解析”に関してh、共同演者として2017年度の日本麻酔科学会で報告し、最優秀演題を受賞した。さらに2018年度の日本麻酔科学会においても、”保存赤血球製剤中における赤血球内microRNA経時変化の網羅的解析”を報告した。
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