研究課題/領域番号 |
16K11421
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
射場 敏明 順天堂大学, 医学部, 教授 (40193635)
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研究分担者 |
林 宣宏 東京工業大学, 生命理工学院, 准教授 (80267955)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 敗血症 / プロテオミクス / 凝固因子 / 鉄代謝 / 補体 / プロテオーム解析 / 多臓器障害 / 凝固異常 / 二次元電気泳動 / 多臓器不全 / 血管内皮細胞 / グリコカリクス / シンデカン / ヒストン / アンチトロンビン / ペントラキシン3 / ヘパラン硫酸 / バイオマーカー / 重症度 |
研究成果の概要 |
敗血症の定義は「感染により制御不能な宿主反応に起因した生命を脅かす臓器障害を合併した状態」である。しかし「侵襲自体の評価」や「生体反応の程度」を正確に評価することは容易ではなく、新規評価法の開発が求められてきた。今回、プロテオミクスを用いた敗血症の重症度診断法により、高度侵襲下においては1)凝固関連タンパク質、 2)鉄代謝関連タンパク質、3)補体関連タンパク質の変動が重要であることが明らかになった。さらに、これらのうち凝固関連因子の変化に焦点を当てると各種の細胞から放出されるextracellular vesicleとの関連が大きいことが確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
プロテオミクス解析を用いた新たな研究手法により、敗血症の重症化は各種タンパク質の変動で評価することが可能であることが明らかになった。そして特に、凝固関連タンパク質、鉄代謝関連タンパク質、補体関連タンパク質の変化と重症化は強い関連がみられることが明らかにされた。よってこれらを総合的に評価することにより、従来にない重症化評価の手法を開発できる可能性が考えられた。されにこれらのタンパク質産生の調節や拮抗剤の開発が新たな治療手段の開発につながる可能性が考えられた。
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