研究課題/領域番号 |
16K11425
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
山田 真吏奈 日本医科大学, 医学部, 講師 (70508621)
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研究分担者 |
横堀 将司 日本医科大学, 医学部, 准教授 (70449271)
近田 祐介 日本医科大学, 医学部, 助教 (80637827)
太田黒 崇伸 日本医科大学, 医学部, 助教 (60786812)
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研究協力者 |
千葉 知宏
宮下 正夫
横田 裕行
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 敗血症 / PICS / Humanin |
研究成果の概要 |
集中治療の進歩により、重症疾患患者の救命率が向上している。その一方で、ICU退出後、脳機能障害が高頻度に生じており、生活の質(QOL)の低下や社会復帰へ支障を来すことが報告されている。患者 QOLの保持、患者関係者の負担軽減、医療費削減に直結しうるPICS対策が求められるが、未だ有効なモニタリング法および治療法は確立されていない。本研究の目的は、重症疾患患者が慢性期に発症する中枢神経系機能障害の予後予測法および治療薬を開発することである。認知症に関連する内在性神経保護因子、Humaninの発現量を測定したところ、マウスとヒトで相関結果を得られなかった。引き続き、測定方法の見直しを行っている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果は、将来的に重症疾患患者が慢性期に発症する中枢神経系機能障害の予後予測法および治療薬を開発することにつながる。期間内に予後予測法および治療薬を確立することはできなかったが、その候補因子としてHumaninの有用性は明らかにできた。本研究期間で得られた結果は、最終的には患者 QOLの保持、患者関係者の負担軽減、医療費削減に直結しうるものであり、とても重要な一歩だと考えている。
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